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Kの技ログ

モバイルソフトウェア開発者の技術記録

Form follows function.

"HELLO WORLD 「デザイン」が私たちに必要な理由"を読んでいて気になった、Form follows function =「形態は機能に従う」という言葉から考えたこと。

意味

あらゆるものの外観は、その機能の目的によって決まるということ。デザインするときは、それがどういう機能を有しているかを外観で表現した方が良いということになると思います。

アフォーダンスを備えたものをイメージすると分かり易いかもしれません。例えば、スプーンは指先で持ち、窪んだ部分に食べ物を入れて口に運びやすいようになっています。

もともとはアメリカの建築家、ルイス・サリヴァンの言葉で、Form ever follows function = 「形態は常に機能に従う」というのが本来の言葉だそうです。しかし、スマホのように、形態が機能に従わないケースも出てきました。

対話のデザイン

形態が機能に従わない場合、見る人使う人はそのものに触れなければ理解することができません。どういう機能を持っているのかを外観から判断できないので当然です。

使われている状態を見せるのも1つの解決方法です。僕はiPhone 6sのCMを見て欲しくなったのですが、それは新しい機能を数十秒で理解して、使ってみたいと思ったからだと思います。 また、他の製品でもあることですが、機器の説明書を読まない人も多いかもしれません。分かりにくいとか長いとか、とにかく使ってみたいとかいろいろあると思いますが、説明書も含めて一貫してデザインされていると良いのかなと思います。

もう1つの解決方法は、使いながら理解させる方法。この場合、ユーザの操作と結果が結びつかなければひどい製品だと思われる可能性もあります。対話のデザインが必要になるのだろうと思います。ユーザが目的のために無駄に悩むことなく操作し続けることができれば、それが良いUIデザインであり、僕が大事にしたいポイントでもあります。

繊細な仕事

良いUIデザインは、ユーザがその良さに気付きにくいという表面もあり、報われない仕事だと感じるデザイナーがいるらしいことは本書でも書かれています。しかし言い換えると、ちょっとでも間違ったデザインはすぐに悪い評価を下されてしまう、とても繊細な仕事のようにも聞こえてきます。質の悪いものは誰も作りたくないと思うので、とても価値のある仕事だと僕は思います。

形態が機能に従わなくなったとき、デザイナーはすぐに、人とモノとがコミュニケートするための新たな方法を見つけなければならなくなった。

グッドデザイン賞では、円形のディスプレイもありました。こういうものとどうコミュニケーションさせていくか、とても興味あります。