Kの技ログ

モバイルソフトウェア開発者の技術記録

iOS HIGを半分程読んでみて

iOS ヒューマン・インタフェース・ガイドラインを半分程読んだので、一旦考えたこと等をメモ。

いつ停止しても良いようにする

ユーザはいつアプリを閉じるか分からない。僕の場合は、ちょっと処理が重いなとか、画面が固まってしまった場合にアプリを閉じることがある。そのとき、データが消えてしまうことは許容できる場合もあるが、怖いなと思うものもある。
こういう場合の安心感の与え方は、やはり経験を積ませることだろうか。例えばデータの同期(サーバとの通信)に時間がかかりすぎてアプリを閉じたユーザが再開したときに、同期の続きを行うかどうかを問えば(もしくはうまく同期されていたことを伝えれば)、前回の自分の操作の続きという缶感覚になるので安心感につながるのではないかと思う(自分の操作が無かったことになったわけではなく、そのステータスが分かるので)。

モーダル型の画面

iOS標準のメールアプリでメールを新規作成するときは、モーダル型の画面が下から出てくる。メールを書くことに専念できる画面が表示される。何をすべき画面なのか分かりやすいし、ナビゲーションバーにある送信ボタンかキャンセルボタンを押さないと画面は消えないので、誤って画面が消えることもないだろう。
今度、もう少し考えてからまとめて書こうと思うが、ニュース系アプリとSNS系アプリでは、URL(web上の記事)を開く際の挙動が異なるように思う。ざっくりいくつかのアプリを見ただけだが、ニュース系アプリは画面遷移を伴って(右方向へのスワイプで戻れる状態で)記事のサイト、もしくはダウンロードしておいた記事を表示する。対してSNS系アプリではモーダルビューとして表示するので、ナビゲーションバーにある閉じるボタン等を押さないと閉じない。後でもう少し意図を探ってみたい。

色のコントラスト比

このあたりは全然知見が無いのだが、前景色と背景色の輝度の対比を測定することが推奨されている。理想としては4.5:1ということらしいが、まだちょっと分からない。これがWebのWCAG 2.0規格で計算式が決められているとかで、そういうのもあるんだなと。

色の使いすぎ注意

たくさんの色を使うのを注意しようというわけではなくて、iOS標準アプリのような色の少ないアプリにおいて、ナビゲーション用のボタンと同じ色をコンテンツ領域で多用するのは良くないのかなと思った。理由としては、アクセントとか重要なポイントに色を付けることはあるかもしれないが、色が付いている箇所をユーザがボタン等と思ってしまう可能性があるのではないかと。なんの意味があるんだろう、と思わせてしまってはいけないので、初心者の自分はちょっと注意が必要かなと思っている。

HIGは勉強になる

数年前に軽く読んだことがあるが、内容が結構抜けていた。改めていろんなアプリや自分の経験と照らし合わせながら考えていくと、面白く学べることが多い。
読んでいて感じたのは、デザイナーだけが読むべきものでは無いということ。デザイナーだけではユーザに届けられないようなことも書かれている。例えば、いつアプリが停止しても良いように、コンスタントにデータを保存するようなことはエンジニアが必ず関係してくるので、お互い理解しておく必要があると思う。